有明海にぽっかりと浮かぶ離島「湯島」。
全周4kmの小さな島には、人口290名ほどに対して約200匹のネコが住むと言われ、別名“猫島”とも呼ばれる。
絶景や新鮮な海の幸、ネコやあたたかな島民との出会いを気軽に楽しもう!
船に乗ってプチトリップ♪ 心ときめくネコの歓迎
心地よい海風を感じながら、船に揺られること約25分。湯島港に着くと、すぐに「ニャーン」とネコが出迎えてくれた。
湯島のネコはとにかく人懐っこい。
ゆっくりとした島の風土の中で、島民に大切に見守られながら、暮らしてきたからだろう。
気ままなネコたちをカメラに収めながら、島をぐるりと歩いてみた。
おだやかな海を眺めながら海岸線を進むと、写真スポットが次々に現れる。
島内に群生するアコウの樹の中でも、港近くにある大きなハートのアコウは必見。
樹齢100年を超える大木で、お祈りすると願いを叶えてくれるというウワサも!
港から15分ほど歩くと、『ボンヤリカフェ』に到着。外のテラス席に座れば、目の前は海!コーヒーを片手に、海を眺めてただただぼんやりと過ごしたい。
美しい景色に癒され新鮮な海の幸に舌鼓
湯島での食事は、事前予約がマスト。
訪れた店では、その日とれた新鮮な海産物がそのままテーブルへと並ぶ。
この日はタイや生ダコの刺身、珍しいタコの卵が入ったお味噌汁などボリューム満点。
美食でお腹を満たした後は、住宅が連なる細い路地を散策。ここにもネコの姿があちこちに。
足元をすり抜け、案内してくれるかのように先導するネコとともに路地を抜けると、天草の島々を見渡せる絶景が広がっていた。
どこを撮ってもフォトジェニックな湯島。
「また遊びに来るね」とネコに言い残し、島を後にした。